The Japan Magnesium Association
日本マグネシウム協会 > イベント(講演会・展示会・国際会議) > 講演会 > <終了>2021.10.14(木)第21回表面処理分科会例会「マグネシウム合金の耐食性と表面処理技術」<オンライン講演会>
マグネシウム合金は実用金属中で最軽量、優れた振動吸収性などの特性により、軽量化ニーズの高い輸送分野、電気機器分野を中心として使用されている軽量金属材料です。一方で、標準電位が低い卑な金属であるために酸化しやすく、高い耐食性が求められる部品に使用するためには、表面処理を施すなどの対策が必要となる材料でもあります。 本講演会は、マグネシウム合金の耐食性に関わる調査、研究や、表面処理技術の最近の動向を紹介するオンライン講演会となります。 耐食性が求められる製品にもマグネシウム合金を使いたい!と思われている方は、10月14日の午後のお時間をご調整いただき、是非本セミナーにご参加ください。
【日 時】令和3年10月14日(木)13:30~16:30 【形 式】オンライン講演会(Teams利用) 【参加費】会員:10,000円(税込)/一般:20,000円(税込)
<プログラム> 13:30~13:40 開会(挨拶・業界動向説明 日本マグネシウム協会事務局) 13:40~14:20 ①大気暴露試験環境下でのマグネシウム合金板材の腐食挙動 (国研)産業技術総合研究所 中津川 勲 殿 14:20~15:00 ②AZ91材へのダイレクト無電解ニッケル法 キザイ(株) 石川 貴裕 殿 15:00~15:10 休憩 15:10~15:50 ③マグネシウム合金の腐食挙動と防食技術 芝浦工業大学 石崎 貴裕 殿 15:50~16:30 ④マグネシウム合金への表面処理技術 奥野製薬工業(株) 野崎 匡文 殿 16:30 閉会
お申込みはこちらをダウンロードにてお願いします →→→開催案内・講演概要・申込書(Word)
【講演概要】 ①大気暴露試験環境下でのマグネシウム合金板材の腐食挙動 (国研)産業技術総合研究所 中津川 勲 殿 大気暴露試験は実環境下でのマグネシウム合金の腐食挙動を評価する上で重要な情報を提供する。本講演では、宮古島および銚子に一定期間暴露したMg-Al-Zn-Ca系合金板材の腐食挙動を、重量減少量、腐食深さ、腐食生成物の分析により評価した結果を報告する。また、SST等の各種促進試験との相関について検討している。
②AZ91材へのダイレクト無電解ニッケル法/キザイ(株) 石川 貴裕 殿 弊社はマグネシウム合金に直接無電解めっきを行う工程を検討し「スーパーマグネプロセスEN」を開発した。スーパーマグネプロセスENは、亜鉛置換法に比べ、短い工程での処理が可能である。めっき時に接点跡から腐食が生じず、耐食性・付き回り性が優れているため、複雑な形状にも対応することができる。
③マグネシウム合金の腐食挙動と防食技術/芝浦工業大学 石崎 貴裕 殿 マグネシウム合金はその特性を改善するための添加元素の存在や化学的に活性であるため耐食性が低い。この原因を解明するために、腐食挙動を理解する必要がある。また、耐食性を改善するための表面処理技術も必要不可欠であることから、低環境負荷型で低コストの水蒸気を利用した表面処理技術を開発した。本講演では、マグネシウム合金の腐食挙動と水蒸気を利用したマグネシウム合金への耐食性皮膜の作製技術について紹介する。
④マグネシウム合金への表面処理技術/奥野製薬工業(株) 野崎 匡文 殿 マグネシウムは実用金属中で最も卑な電位を示すため耐食性が大きな課題であり、マグネシウムの実用化には表面処理が重要なキーテクノロジーである。本講演では、弊社のマグネシウムへの表面処理技術である「トップマグロックプロセス(亜鉛置換)」・「トップマグロックFプロセス(無電解Ni-Pめっき)・「Protector HB-7550(シリカ系薄膜コーティング液)」について説明する。
マグネシウム合金は実用金属中で最軽量、優れた振動吸収性などの特性により、軽量化ニーズの高い輸送分野、電気機器分野を中心として使用されている軽量金属材料です。一方で、標準電位が低い卑な金属であるために酸化しやすく、高い耐食性が求められる部品に使用するためには、表面処理を施すなどの対策が必要となる材料でもあります。
本講演会は、マグネシウム合金の耐食性に関わる調査、研究や、表面処理技術の最近の動向を紹介するオンライン講演会となります。
耐食性が求められる製品にもマグネシウム合金を使いたい!と思われている方は、10月14日の午後のお時間をご調整いただき、是非本セミナーにご参加ください。
【日 時】令和3年10月14日(木)13:30~16:30
【形 式】オンライン講演会(Teams利用)
【参加費】会員:10,000円(税込)/一般:20,000円(税込)
<プログラム>
13:30~13:40 開会(挨拶・業界動向説明 日本マグネシウム協会事務局)
13:40~14:20 ①大気暴露試験環境下でのマグネシウム合金板材の腐食挙動
(国研)産業技術総合研究所 中津川 勲 殿
14:20~15:00 ②AZ91材へのダイレクト無電解ニッケル法
キザイ(株) 石川 貴裕 殿
15:00~15:10 休憩
15:10~15:50 ③マグネシウム合金の腐食挙動と防食技術
芝浦工業大学 石崎 貴裕 殿
15:50~16:30 ④マグネシウム合金への表面処理技術
奥野製薬工業(株) 野崎 匡文 殿
16:30 閉会
お申込みはこちらをダウンロードにてお願いします
→→→開催案内・講演概要・申込書(Word)
【講演概要】
①大気暴露試験環境下でのマグネシウム合金板材の腐食挙動
(国研)産業技術総合研究所 中津川 勲 殿
大気暴露試験は実環境下でのマグネシウム合金の腐食挙動を評価する上で重要な情報を提供する。本講演では、宮古島および銚子に一定期間暴露したMg-Al-Zn-Ca系合金板材の腐食挙動を、重量減少量、腐食深さ、腐食生成物の分析により評価した結果を報告する。また、SST等の各種促進試験との相関について検討している。
②AZ91材へのダイレクト無電解ニッケル法/キザイ(株) 石川 貴裕 殿
弊社はマグネシウム合金に直接無電解めっきを行う工程を検討し「スーパーマグネプロセスEN」を開発した。スーパーマグネプロセスENは、亜鉛置換法に比べ、短い工程での処理が可能である。めっき時に接点跡から腐食が生じず、耐食性・付き回り性が優れているため、複雑な形状にも対応することができる。
③マグネシウム合金の腐食挙動と防食技術/芝浦工業大学 石崎 貴裕 殿
マグネシウム合金はその特性を改善するための添加元素の存在や化学的に活性であるため耐食性が低い。この原因を解明するために、腐食挙動を理解する必要がある。また、耐食性を改善するための表面処理技術も必要不可欠であることから、低環境負荷型で低コストの水蒸気を利用した表面処理技術を開発した。本講演では、マグネシウム合金の腐食挙動と水蒸気を利用したマグネシウム合金への耐食性皮膜の作製技術について紹介する。
④マグネシウム合金への表面処理技術/奥野製薬工業(株) 野崎 匡文 殿
マグネシウムは実用金属中で最も卑な電位を示すため耐食性が大きな課題であり、マグネシウムの実用化には表面処理が重要なキーテクノロジーである。本講演では、弊社のマグネシウムへの表面処理技術である「トップマグロックプロセス(亜鉛置換)」・「トップマグロックFプロセス(無電解Ni-Pめっき)・「Protector HB-7550(シリカ系薄膜コーティング液)」について説明する。